~漂流中~

2017年6月、舌癌になった妻(39)が亡くなった。ADHDの息子(6)、頼りない自分(41)を残して…

■舌癌27 4ヶ月前のプレゼント

2016年11月上旬に、

癌転移のあった左頚部リンパ節の切除をしてから1ヶ月。



癌は、右頚部リンパ節へ更に転移。



また、以前から顎下に

放射線治療の副作用か、癌転移か判断を付けられず、

徐々に赤みを帯び、腫れ、

黒ずみを伴って500円大の大きさまで膨れてしまった

手の付けようが無かった病変部も、

遂には、硬結を伴って赤みが広がり、

膿が溜まっているような新たな膨らみまで

出来てきてしまった。



通常、切除という判断をするのは、

癌を全て取りきり、根治を目指す場合に行う。

一部、苦痛を取り除き、

延命をする為に切除手術を行う事もあるようですが。



今、この時点では

右頚部リンパ節の転移は、悔しいながらも確定してしまったが、

更に、顎の方の状況が悪化してきている事から、

そちらをどう対処するかを決めていかないと

癌を取り除く、という判断が出来るのか、

薬が上手く効くことを願って延命治療に舵を切るのか、

それも決めることが出来ない。



まずは、近日中に治療方針を決めることを前提に、

少しでも癌の進行を食い止めるために

抗癌剤 TS-1 を直ぐに開始します。






2016年12月6日



抗がん剤 TS-1 を開始して約1週間。

今のところ副作用らしい辛さは無いようだが、

口内炎、食欲不振は出てきている感じはするらしい。



副作用よりも、

しっかりと癌にきいてくれているかどうかが重要だが、

副作用の見え方に比べ、

望むべき効果が出ているのかどうかは、

非常に分かりにくい。



体を痛め付けてまで抗がん剤を飲んでいるのだから、

単純な毒薬にはなって欲しくない。



抗癌剤の副作用か、

手術による両リンパ節切除の影響か、

顎の下の腫れ、顔の浮腫みが酷くなってきている…

まぶた、ほっぺた辺りが腫れぼったく膨らみ、

表情が大きく変わってきてしまう。



先日撮影した顎のCT、MRIの画像では、

顎骨には異常は無いようで、

骨と、口腔底の間には、はっきりとした骨膜が確認され、

口腔底に広がる白い雲のようなモヤモヤしたものが

骨膜にくっついている場所は無く、

癌が顎骨に転移しているような所見は無し。



また、

骨自体の映り方にも異常は無く、

顎骨壊死らしき所見も無かった事は、

まだ望みを持てる診断結果だった。



顎の腫れている部分は真っ白の塊のように映り、

癌転移したリンパ節と同じような状態。

多分、癌転移しているんだろうな

と、画像を見た妻も思ったという…



ただ、膿が溜まっていたとしても同じように映るらしく、

主治医としては、まだ画像だけでは判断が出来ないとのこと。



しかし…

このサイズで癌だとしたら、

今までには無かった最悪の大きさだ…

顎の下に張り付くように広がっているが、

1つの球体のように考えれば、

直径3センチくらいの玉が

顎の中に半分埋まって、

半分は外にせり出してきているようになっている。



この顎の内部も、明日、生検をする事になった。



生検の際、膿しか出てこなければ、膿を排出した上で抗生剤を飲んで対処を続ける事になる。

が、もし膿ではなく、癌だった場合、

右下顎を、骨の一部を残して区域切除し、
(当然、切った場所の歯も無くなる)

舌は、高い再発の可能性があり、全切除となる。
もし少しでも残せる可能性があるなら、飲み込む力を残せるように、舌根の一部は残すかもしれない。

そして、大きく欠損することになる顎、口腔底を、有茎皮弁(肩、胸付近の肉を、血管を繋いだまま、切り離さずにねじって持ち上げ、顎の血管と繋いで顎の欠損を埋める)で再建しながらの手術になる、との事だが、

放射線を当てている場所のため切除範囲はどうしても広くなってしまう。

持ち上げる肉が足りない可能性もあり、

その際は、腕や腿から遊離皮弁(血管を含む肉組織を切り取り、手術箇所の肉の不足を補う)まで必要になる可能性もあるとの事だ…



既に体重は40キロを下回っており、

体も痩せてきてしまっている。

補うための肉組織も十分とはいえず、

広く体を切ってしまえば、

それ自体が命取りになる可能性だって十分ある。



いくら医療行為とはいえ、

体を切り刻んで無事に済むわけは無い。

顎を補う為に切られた他の部分を補うものは何も無いのだ。



このような再建手術をされた方の記録を見ると、

癌などの切除箇所よりも、

腕や足の肉を切除した場所の方が遥かに痛く、

暫くは身動きが取れず、

リハビリにも相当に時間が掛かる、

と、よく書かれている。



院内だけは自分の足でまだ歩けているが、

外出時は常に車椅子で、

歩くこと自体が少し大変になってきているため、

そんな大手術になってしまったら、

リハビリなどまったく出来ないのではないか…

寝たきりになって、

全ての生きる力を失っていってしまうのではないか?

という不安と、



それでも、生き残れる僅かな可能性があるなら、絶対にあきらめたりしない!

という妻の強い思いが激しく対峙する。



妻がそう思っているなか、

私から、



もう諦めよう



よく頑張ったよ!
キツい手術はやめてさ、出来る限りの時間を楽しく過ごそうよ。



なんて絶対に言えないのです。






今回の、顎病変部の生検結果次第では、

妻の命に直結する選択を迫られる可能性が高い。



妻は、

一緒にいても、うつむき加減で、

何処か1点を見ていることが多くなった。



みんなで息子の七五三をお祝いした頃のような笑顔、

まだまだ元気そうな姿は、

たった1ヶ月の間にだいぶ変わってしまった…



癌治療を始めた時に目標にした息子の七五三を、

無事に、幸せを噛み締めるように終えた日から、

急速に、

全てに満足をしたかのように…



もうあの笑顔を見ることは出来ないのだろうか…



どうか妻を助けて欲しい…



どうかこれ以上辛い思いはさせないで下さい…



コンビニしかやっていない夜道を

一人歩きながら願いを掛けても、

思いは虚しく夜空に吸い込まれていくだけ。



誰もいない

誰も助けてくれない

最愛の人が、

これからの人生を共に歩いて行く筈の人が、

自分の目の前で、成す術も無く

体を蝕まれ、心を粉砕されていくのを

見ていることしか出来ない気持ちなど、

理解出来る筈も無く、

慰められる人もいない。



人は、本当の不幸を背負った人に

掛けられる言葉を持たない…






妻もまた同じ…



先日の七五三のお宮参りの際、

子供の将来の幸せを願ってご祈祷、

なんてやって貰ったが、

この子の幸せな将来は、母親無くしては叶わない。



母親がいない家庭が幸せではない、と言いたい訳では無い。



しかし、望まず病気になり、

何とかしてそれを乗り越えようとしている、これからが正に母としての幸せ、家族の幸せ、という時に、

我が子を抱きしめてやることも出来ず、

致し方なく子育てを放棄しなければならなくなった母親と、



3歳の頃から母親が家におらず、

父親とも離ればなれの生活となり、

結局は母親を亡くし、母の愛情を知らずに育つ子と、



そういった苦労、不幸が一切無い普通の家庭とでは、

どんなに上手い言い方をしても、

母親がいない家庭よりも、

一家団欒が当たり前にあって、笑顔が絶えない家庭の方が、

あらゆる意味で幸せである事に間違いは無い。



我が子の幸せを願うなら、

まずはその母親が幸せであり、

せめて生きて子育てが出来る環境でなければ、

それが無くなる前提での、我が子の幸せを願う、

なんて話は有り得ない。



私は、七五三のお宮参りのご祈祷のとき、

正にこれを神様に願い、お祈りをした。



この子の幸せのために、

どうか、妻を病気から解放してください。

子供の将来の幸せを叶えるのであれば、

まず必要なのは、妻の命を救うことです!

どうか、本当にご利益があるものなのであれば、

妻の命を救い、この子の未来を明るいものにして下さい…



…… あなたの、神としての力が本物ならば、この不幸、取り去ってみろ!!そうしたら、神の力も信じてやる!それが叶わないなら、私はもう二度と神の力など信じない!!こんなことになる前から、あなたに献身的に貢物を与え続けなければあなたは人を助けようとはしないのか!神は自分を満足させてくれる人しか幸せにしないのか!順番が逆じゃないのか!全ての人を平等に愛し、救うのではないのか!そうではないのなら、あなたは悪魔と何も変わらない!妻を救うことが出来たなら私はあなたの奇跡の力を信じる!



そう願いました。



後で妻にそう報告した際、

笑顔でこう答えました。



👩あはは(笑)
凄いお願いしたね。確かにそうだよね。

でもね、
居ない神にお願いなんてしたって無駄なんだよ。
神様なんて居ない。
あれだけ祈って、何も変わらないなんて、
シカトもいいとこだよね。

神様は居ない。
お願いなんてしたって無駄なんだよ。



(この当時、妻の御両親は毎日早朝6時頃に、欠かさず八幡様へ妻の病気が治るようお祈りに行き、それから1日を過ごす生活をしていました。)



妻の気持ちを表す、突き刺さる一言でした…






2016年12月7日



👩細胞診やってきた。痛いので寝ます…😖💧



ここまでくると、

生検なんて正直どうでもよくなってくる。



誰がどう見ても、切って拡大を食い止めなければ

どうにもならないものだ、と一目で理解出来る。



わざわざ痛いことをしながら時間を無駄にするのではなく、

まだ可能性がある方法があるなら、

今すぐにでも手を打って欲しい、と

ただただ焦りだけが込み上げてくる。






2016年12月8日



👩まだ生検の結果は出ないけど、多分年明けくらいに手術を予定する事になるだろうから、年末はリフレッシュの為に家族で過ごしてきなよ、と看護師さんから言われました。



🧑そっか。1ヶ月くらいなにもしない感じになるのが気になるけど…



👩年末あたりは、病院といえどもやっぱり体制が手薄になるみたい。この病院が、じゃなくて、ほかの病院(がんセンター等)も、別科の体制としても。
そういう時にリスクある手術とか治療とかは、何かあった時に対処出来ないことがあるから、避けるんだって。



🧑こっちはそれどころじゃないって言いたくなるけども、他の病院のバックアップ体制まで何とかせい!とも言えないところなんだよな。



👩早速だけど、土曜日、お母さんと 息子 とDisneySea行ってくる。
で、日曜日のお昼はイクスピアリの今半で、すき焼き食べたい!



🧑食べたいって気持ちはとっても大事!予約しとこう!






2016年12月10日



実家のお母さんに車椅子を押してもらい、

息子と一緒にディズニーシーへ!



自分は残念ながら別の病院通いのため、

今日は一人行動。



息子が、寒い中アイスを食べながら、

更にギョウザドッグを食っている写真が送られてきて笑いました(笑)



妻は、病院にいると、ふさぎこみがちなようで、

ディズニーシーでは息を吹き返したかのように

元気に楽しんできたようです。






12月11日

昨日から外泊で、妻実家に。

お昼からは、妻希望のイクスピアリの今半ですき焼きランチ!

すき焼きなんかより、食べたい!という思いがある妻の気持ちの方が嬉しい。



家族、妻両親でイクスピアリへ。

みんなでディズニーに行くのは11月の息子七五三振りで、

1ヶ月くらいしか経たないが、随分久しぶりに感じる。



今半のすき焼きは、お肉が本当に柔らかく、

今の妻でも小さくちぎって食べられた!



本当に美味しそうに食事をする妻。

こんな姿、ごく稀にしか見ることが出来なくなった。

妻と一緒の時間を過ごしている中で、

最も嬉しい気持ちになる時。

全てを忘れ、笑顔になれる一瞬。



そして、食事中に

妻から唐突に手紙を渡される。



f:id:aegis-pilebunker:20181022052347j:plain



なんと、ディズニーランド、シーの2パーク年間パスポート!



👩誕生日プレゼントね!
私が行けない分、息子を連れて行ってあげて(*^_^*)
私もまだ4月までは年パス残ってるから、外出でも一緒にいけるね!



この時、私の誕生日の4か月前…

妻は、なぜこのタイミングで年パスをプレゼントしてくれたのか。

今となっては理由もわかります。

でも、当時は嬉しい反面、相当複雑な気持ちに。

泣きながら笑いました。



妻も、私も、暗黙のうちに、

これが最後のプレゼントになるかもしれない…

そう感じていたような気がします。



ランチも終え、そろそろ店も出ようかという時、

先日の顎下の生検をした部分に貼ってあった大きめのガーゼに、

少しの滲出液が滲んでいたのを見て、



🧑えっ、それ…



👩こないだの生検をやってから、膿っぽいのが出るの。



生検で顎下に針を刺した時にも膿は出たらしく、

その傷が塞がらずに、今でも滲出液がでてくるらしい。



東京医科歯科大学のY先生が確か言っていた…

滲出液が出てこないか?と。



生検で針を刺した後の傷が、塞がらないのだ。



癌化した細胞は、正常細胞のように治癒しない。

一度傷が付いたら、最悪、失血死するまでそのままだ。

また、傷を治そうと身体中から集まる栄養をがん細胞に横取りされ、

更に癌細胞の分裂は、傷口に沿って拡大していくと言われている。

だから、癌細胞は、闇雲に傷を付けるような事をしてはならない。



生検自体にリスクがある、というのはこういう事で、

恐らく、妻の顎下では、そういう事が起きている可能性がある。



そこにいた妻の両親、妻本人も気付いていなかったようだが、

この状況は本気でマズイ。



口腔内のえぐれていく潰瘍部分もどんどん穴が広がっているらしく、

本人曰く、喉の奥の、鼻と繋がっている所くらいまで

えぐれた状態が拡大している、との事。

ご飯粒などを飲み込む際に鼻の穴に入りやすいらしい。



壊死?潰瘍?

いずれにしても、えぐれていく穴が拡大していくのは

癌のせい?放射線性壊死のせい?

正確な判断は、先生にもわからない。



いずれにしても、これを切って食い止めるとなれば、

最低でも、喉の奥、鼻腔と喉の繋がっている部分の方まで切除しなければならないが、

それで食い止められるかどうかも定かでは無い。

喉の奥、脳との境目境目辺りまで切除して行くなんて、

そんな状態で生きていく事など出来るのか?

そもそも手術など出来るのか?

今の状況ですら誤嚥性肺炎などになりやすく、

急を要する自体にもなりかねない程だ。



明日は顎下生検の結果報告。

とにかく結果が良く、

妻にとって、みんなにとって、

辛い結果にならない事をただひたすらに祈る。






12月12日



👩生検の結果が出まして…。
再発を宣告されました。

今後の予定
・12/14(水) 外出許可にて勤務先(人事部で休職説明)へ
・今週末、一時退院
・1/4(水) 入院
・本格的に抗がん剤治療

今日だけ少し泣かせて下さい。
明日からまた笑えるように…

抗がん剤治療で病巣部を小さくしてから手術になります。今度の手術はかなり大掛かりなものになります。






顎下部の生検結果は悪い結果だった…

やはり、癌が見つかった。

再発か、残存か、恐らく残存の可能性が高いだろう。



1つの望みとしては、

今のところ骨や骨膜は綺麗に見えるため、

骨は残せる可能性がまだあるらしい。



ただ、癌は広範囲に広がっていること、

右頚部のリンパにも、以前見つかった癌転移があること、

舌にも怪しい影が見え始めている事…



ここまで再発、転移を繰り返している事を考えれば、

全身への遠隔転移をしていてもおかしくない。

しかし、最も遠隔転移の可能性が高いと言われる

肺には怪しい兆候は見られない。



これらを考えると、

手の施しようがない、という状況ではなく、

身体中に散って、まだ集積していない癌を叩きながら、

顎、頸部の手術で、まだ治療の可能性がある。



体力、気力が必要になる治療になる。



年末は、家族で過ごし、

頑張る力を蓄えてきて欲しい。



年明けから、

TS-1で癌細胞分裂のタイミングをコントロールしながら、

プラチナ系抗癌剤のネダプラチンで癌を叩き、

集積部が少しでも縮小するのを確認してから手術をする。



この先は長い治療、入院が予想される。

抗癌剤をフルドーズで行えば、

暫くの間、免疫力も無くなる期間があり、

外出も思うようには出来なくなる。



手術は、

舌の半分、口腔底の赤く変色した範囲、頬の方までを切除し、

出来れば骨は残し、

右脇肉を使った有茎皮弁で再建。

右足付け根の肉で脇を塞ぎ、

右頚部のリンパは単純に切除する計画だが、

いきなりは手術出来ない。



今までの経過、今の状況から判断して、

癌が散らばっている可能性が高く、

切除部分全てが癌化して、

傷が閉じることも出来ずに命を落としてしまう。



そうならない確率を少しでも上げるためには、

抗癌剤を使い、

癌に確実に効いている、縮小している事を確認する事で、

飛び散った癌にもその効果が出ていると判断し、

ようやく手術出来るかどうかが決まる。



まずは今のTS-1を年末まで3週間で終え、

年を跨いだ2週間の休薬期間を経て、

1月4日からネダプラチンを2週間。



更に2週間の休薬期間を経て状況確認後、

抗癌剤をもう1クールか、

手術をするかを選択する事になる。

早ければ2月上旬に手術の予定。



まだ若いから検討できる計画です。

それなりのお年の方や、体力を失った人には、

緩和ケア、延命治療をお勧めする状況です。

ですが、

私の診ている舌癌の患者さんで、80代の方がいるのですが、

これとほぼ同じ治療を行い、

1年くらい頑張って、自力でお煎餅を食べられるくらいまで回復されている方もいます。

体力さえあれば、まだ望みはあります。

お子さんだっていますし、まだまだこれからじゃないですか。

少し大変な治療になるとは思いますが、

がんばってやっていきましょう。



生検の結果報告の際に、

主治医のH先生から告げられたのは、

このような内容だった。






12月14日

妻、会社へ行き、

治療の経過と、これからの方針を伝えに行く。

癌再発が見つかり治療が長期化、

その治療のための長期休暇を取得するためだ。



🧑いっぱい励まして貰って、いっぱいパワーを貰えたかな?



👩会社のみんなに会えて嬉しかった!💖
かつての部長もわざわざ会いに来てくれたし!



🧑みんなの想いを背負って、夢を叶えよう。大きな大きな夢。
仕事に戻れるかどうかはわからないけど、
これは 妻 にしか出来ない壮大なプロジェクト。
癌を克服して、また会社のみんなに笑顔を見せる!
みんな、最高の笑顔で迎えてくれるよきっと!
絶対成功させよう!






12月16日

抗がん剤の経過も悪くはなく、一時退院可能となった。



抗がん剤は12月20日まで継続し、

1月3日までは休薬期間となるため、

そこを自宅で過ごせるようにすれば、

負担も少なく、

年末年始を家族で過ごすことが出来る。



手術後の治癒期間でも無く、

放射線の副作用期間でも無く、

抗癌剤も落ち着いてくる休薬期間。



2016年 年末

この年の年末年始は、

家族にとって忘れる事は出来ない

大切な1年の締め括りとなりました…。